Alesisのドラムキットをバーチャルインストゥルメントに接続するのは簡単です。

Alesisのキットはすべてクラスコンプライアントなのでドライバーの必要なく、ほとんどの専用ドラムプログラムでは、最小限のマッピングで済みます。

しかし、バーチャルインストゥルメントが、ペダルの開閉に関係なく、オープン・サウンドで止まってしまうことがあります。MIDIモニターをチェックすると、ハイハットペダルがオープンでもクローズでも同じMIDIノートを送信していることに気づくでしょう。


電子ドラムキットのために作られたドラムプラグインと、コントローラーのために作られたドラムプラグインには、少し違いがあります。

ハイハットはポジションに関係なくハイハットシンバルであることに変わりはなく、その相対的なポジションは、ハイハットが開いたり閉じたりするときのCC値で示されます。

ポジションが違うだけで、同じシンバルであることに変わりはありません。


一方、MPCやドラムマシン、あるいはV49のようなドラムパッドを搭載したコントローラーを使用する場合は、CC値を送信する方法がないため、これらのタイプのコントローラー用に作られたプログラムでは、オープン/クローズ/セミオープンとクローズで異なるノート値を使用します。

E-Drum totalキットのようなシンプルな電子ドラムキットも、オープン/クローズ・ポジションのみを使用し、ペダルはスイッチなので、CCレンジを送信しないため、このスタイルのメッセージを使用します。

Garagebandのバーチャル・インストゥルメントのようなプログラムは、この方式で動作します。


これはDAWのプログラムが、より高度なドラムキットのために作られていないためです。

キーボードのように、プログラムがモジュールにロードするためのMIDIマップがあるわけではなく、

単にプログラムがCCメッセージがペダルの状態に関連していることを理解できるかどうかという問題です。


モジュールによってはオープン信号をリマップできるものもございます。

その場合、Open MIDIノートを変更し、Closed MIDIノートは同じ値のままにします。

下図は、Crimson 2キットのMIDIメッセージの値を例として示したものです。

その後、BFD Playerのようなドラム専用ソフトを使用する場合は、オープンノートを8に戻すか、

モジュールをファクトリーリセットしてオープンノートを8に戻し、プログラムを再び使用できるようにする必要がありますのでご注意ください。


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