Alesis Strike Kit image


Alesis Strikeキットは電子ドラムキットの最高峰です。

本物の木製ドラム、14,000ものサンプル、そメッシュヘッドを搭載しています。

このキットは、アコースティックドラムのフィーリングと電子ドラムの柔軟性を求めるドラマーのために作られました。

このガイドでは、キットの特徴や機能性に関するよくある質問について説明します。



よくあるご質問



Strike Kitには何が含まれていますか?

以下の物が同梱されています:

  • Strikeドラムモジュール
  • 14"デュアルゾーンスネアパッド
  • 8"デュアルゾーンタムパッド 
  • 10"デュアルゾーンタムパッド 
  • 12"デュアルゾーンタムパッド 
  • 16"トリプルゾーンライドシンバル
  • 14"デュアルゾーンクラッシュシンバル
  • 12"ハイハットシンバル
  • 4ポストクロームラック
  • スネアスタンド
  • スネークケーブル
  • ケーブル巻き
  • ドラムキー
  • ドラムスティック
  • 電源アダプター
  • 組み立てガイド
  • Strikeソフトウェアエディター(ダウンロード提供)



ハイハットスタンドは付属しますか?

Alesis Strikeキットにはハイハットシンバル用のスタンドは含まれていません。

ハイハットシンバルとモジュールは、市販されている標準的なハイハット・スタンドで使用できるように設計されているため、お好みのドラムのフィーリングと快適さを損なわずに使用できます。



ほとんどのキックペダルは、StrikeおよびStrike Proキックドラムに適合し、使用できます。

古いペダルの場合、接続が十分でない場合がありますが、その場合はフォームストリップが付属しています。


ただし、最良の結果を得るためには、プラスチック製または木製のビーターの使用をお勧めします。

フェルト製のビーターは、フェルトによる摩擦が大きくなるため、メッシュヘッドを早期に摩耗させ、破損させる可能性があります。

両面ビーターの場合は、プラスチックの面だけを使うようにするか、プラスチック、木、金属でできたビーターを使うことをお勧めします。

アコースティックドラムと異なり、ビーターの素材がサウンドに影響を与えることはありません。



Strike Pro Kitとの違いは何ですか?

どちらのキットも機能は同じですが、Strike Pro Kitにはいくつかのトリガーが追加されています。Strike Pro Kitには、上記の全てに加えて、以下のものが付属します:

  • 14"デュアルゾーンスネアパッド 
  • (2) 追加用14"デュアルゾーンクラッシュシンバルチョーク付き (計3枚)
  • 追加ハードウェアマウント



キットを組み立てたときのサイズは?

Strike kitは完全組立時でおよそ52インチ×34インチ×35インチ(幅×奥行き×高さ)の台形のような形をしています。



付属のサウンドやコンテンツはありますか?

Strikeモジュールには4GBのプリインストールコンテンツが付属しています。

100のキットと1,600以上のマルチサンプリング音源、合計14,000ものサンプルが含まれています。

全てのサンプルはStrikeとStrike Pro kitの新製品です。



モジュールにコンテンツを追加することはできますか?

StrikeとStrike Pro kitには、追加のキットやサンプルを保存するための8GB SDカードも付属しています。

独自のSDカードを追加したい場合、モジュールは64GBまでのSDカードをサポートします。

最良の結果を得るためには、40mb/s、Class 10のSDHCカードをお勧めします。



サウンドとキットは、Strikeモジュール上で直接編集できますか?

キットの作成とサンプルの編集はモジュール本体で行うことができます。

更にWindowsとMac用のソフトウェアエディターがありますので、キットの作成を効率化しラウンドロビンサンプルなどの追加編集機能を利用できます。



初めてキットをセットアップする際に調整する必要がある設定はありますか?

StrikeとStrike Proのキットは、組み立ててすぐに演奏できるよう最適化されています。

つまり、個人の演奏スタイルに合わせるために、感度やスレッショルドなどをモジュールで設定しなくても、誰でもキットをセットアップして演奏を始めることができます。

また、キック、スネア、ハイハットをメインラックから分離することで、他のパッドとのクロストーク効果も少なくなりました。


必要であれば、モジュール内で設定を微調整し最適化することができます。



他のアレシスキットのパッドや他社のパッド使えますか?

現在市販されているパッドやトリガーの大半は、動作する可能性が高いですが、セッティングの微調整が必要なものや、デザインの違いにより全く動作しないものもあります。

ほとんどのトリガーは同じ基本技術を使用しており、トリガーを適合させるために必要なことは、モジュールで正しいトリガータイプ(スイッチまたはパッド)を選択し、感度とスレッショルドを調整することだけでしょう。


しかし、最も効果的な反応を得るためには、キットに付属のパッド、または他のアレシスのパッドを使用することをお勧めします。



自分のサンプルを録音して追加することはできますか?

Strikeモジュールにはサンプリングモードが搭載されており、Auxインプットを経由したオーディオをモジュール上で直接録音、編集することができます。

サンプルは48kHzでステレオまたはモノラルで録音され、最長2分まで録音できます。

また、より多くのサンプル編集とキット構築オプションのためのエディターもリリースされる予定です。



モジュール上でサンプルを編集できますか?

サンプルエディットモードでは、開始点と終了点をトリミングしたり、クオンタイズグリッドを設定したり、サンプルをループさせることができます。

また、より多くのサンプル編集とキット構築オプションのためのエディターもリリースされる予定です。



お気に入りのスティックで十分です。

電子ドラムキット専用に設計されたスティックを製造している会社もありますが、必要なものではありません。

どんな形状の木製スティックやナイロンチップのスティックでも大丈夫です。


木製のスティックが摩耗してメッシュに引っかかるのを避けたい場合は、先がナイロン製のスティックが効果的です。

アコースティックドラムと違って、スティックの材質や先端の形状が音に影響することはないことを覚えておいてください。



キットの切り替えにはどれくらい時間がかかりますか?

キットのサイズは最大200MBにもなります。

長いロード時間を避けるため、モジュールは各パッドのベロシティレイヤーを1つずつロードし、すぐに演奏を開始できるようにします。

また、現在演奏中のパッドが優先されます。

キットを変更しながらハイハットを演奏している場合、ハイハットのサンプルが最初にロードされます。



キットを変えるたびにフェーダーやレベルを再調整する必要がありますか?

いいえ、キットはリアルタイムでフェーダーレベルに追従します。

つまり、どのキットをロードしても、現在フェーダーで設定されているボリュームレベルと一致します。

このため、すべてのキットをミックスするためにフェーダーを再調整する必要はありません。



ユーザーキットを保存するにはどうすればよいですか?

キットを保存する準備ができたら、KIT ボタンを押し、SAVE を押します。表示されたページで、F1、F2、データダイヤルを使ってキットに名前を付け、F3を押して変更を保存します。



ユーザーキットのバックアップや削除はできますか?

SD カードをコンピューターに差し込むだけで、ユーザーキットやサンプルのバックアップや削除が可能です。

モジュールからSDカードを取り出し、コンピュータのカードリーダーまたはSDカードスロットに挿入します。

インストゥルメント、キット、ループ、サンプルのフォルダにユーザーデータが保存されています。

これらのフォルダ内のコンテンツを内蔵ドライブのフォルダにドラッグしてバックアップするか、ファイルを削除してカードから削除し、空き容量を確保します。



リバーブやコンプレッサーのような内蔵エフェクトはありますか?

各キットもはそれぞれコンプレッサーとEQが掛かっているものもあります。

リバーブ用のセンドも各ボイスに用意されています。



スネアとタムの側面にあるつまみは何ですか?

このノブは、パッド全体の感度フォーカスを決定します。

ノブを時計回りに回すと、パッドの中央部の感度が高くなり、周辺部の感度が低くなります。

ノブを反時計回りに回すと、パッドの周辺部がより敏感になります。

中央には、ノブをデフォルトに設定するためのくぼみがあります。

モジュールの感度設定は、パッド全体の感度を調整します。



Strike Kitはツインペダルに対応していますか?

ツインペダルに対応しています。

使用する場合は、両方のビーターをできるだけドラムの中央に寄せてください。

ビーターが端に寄っていると、レスポンスが悪くなることがあります。



Strike Kitを使って、PC上のドラムソフトウェアをトリガーできますか?

このモジュールは、パッドからのMIDIデータを変換してUSB経由で送信し、お気に入りのDAWでドラムソフトウェアをトリガーする事ができます。

このモジュールはMacとWindowsに対応しているので、ドライバーは必要ありません。

MIDIアサインはキットごとに保存できるので、お気に入りの設定を保存して簡単に呼び出すことができます。



クロストークとは何ですか?また、それを防ぐための方法は?

クロストークとは、1つのパッドからの振動が伝わり意図しないパッドをトリガーさせる症状です。

例えば、ライドシンバルを叩くと、発音されずにタム3がトリガーされます。

逆に、クロストークによってトリガーが無視されることもあります。

例えば、ライドとタム3を同時に打ったのに、ライドだけがトリガーされるような状態です。


モジュールはクロストークを防ぐために完全に最適化されていますが、キットの組み立て方によってはクロストークが発生する場合があります。


以下はそのヒントです:

  • パッド、シンバル、クランプが互いに触れていないことを確認する。
  • ケーブルをラックに巻きつけない。
  • キットをラグやカーペットの上に設置するのも効果的です。硬い床は振動が伝わりやすくなります。
  • シンバルの蝶ネジは、シンバルが動いても揺れたり跳ねたりしないように締めます。
    シンバルが跳ねていると振動が大きくなりますが、硬すぎると打撃が直接ラックや他のパッドに伝わってしまいます。
  • あるパッドを叩くと他のパッドが鳴ってしまう場合は、そのパッドのXtalk Send設定を大きくしてください。
  • あるトリガーが他のパッドを叩くと特にクロストークが発生しやすいようであれば、そのパッドのXtalk Receive設定を上げてください。



モジュールのファームウェアアップデートは必要ですか?

ファームウェアv1.1は、トリガー設定をさらに最適化し、いくつかの小さなバグを修正するためにリリースされました。

モジュールをまだアップデートしていない場合は、ファームウェアのバージョンを確認し、モジュールをアップデートしてください。



ハイハットがランダムにトリガーされるか、発音しない場合の対処法

Strike kitには様々なハイハットペダルやスタンドが使用できるため、ハイハットのセットアップには、各キットに対応させるために最適化が必要かもしれません。

ハイハットのセットアップと最適化に関する詳細な手順は、以下のガイドをご覧ください。:


Alesis Strike Pro Kit|ハイハットの設定とトラブルシューティング